HMBの効果やその実態について その①

こんにちわ!パーソナルジム、レグネス4H新潟弁天橋店です!

今はなんだかブームが過ぎ去ったように感じる今日のこの頃。いったい何が流行っていたのか、それは「HMB」。一時Youtubeの広告やその他SNSでうっとうしいくらいにHMBサプリメントの広告が宣伝されていました。基本的に宣伝文句は「飲むだけムッキムキ!」や「プロテイン20杯分!」といったなんだか胡散臭いものでした。筋トレの基本理論を知っているトレーニー達からは少々煙たがられていたHMBですが、このサプリメントの実態や本当の効果はいったいなんなのでしょうか。それを今回は書いていきます。

 

 

○まず誤解解き

 

このHMBですが、一般人からしたら魔法のサプリ、トレーニー達からしたらインチキサプリのような認識を得ている方は多い気がします。まずこのサプリメントは魔法のサプリでも無いし、実はインチキサプリなんかでもないんです。

このサプリメントはしっかり効果も認められているし、HMB自体のエビデンスレベル(いわゆる科学的根拠みたいなやつ)も実はとても高いものとなっています。しかし、あまりにも宣伝文句が胡散臭すぎたり、実際の効果では無いようなことをデかでかと宣伝しているため、あんまりいい目では見られていないのだと思います。

 

・HMBが謳う効果

 

1.プロテイン20杯分

このプロテイン20杯分という宣伝文句ですが、これは厳密にいうと間違ってはいません。ですがそのままプロテイン20杯分の効果と捉える、それはまた間違いとも言えます。

これは何がプロテイン20杯分かというと、この商品名の通り、プロテインに含まれているHMBが、HMBサプリメントだと1錠で20杯分ということです。

HMBは、プロテイン20種類の中に含まれる必須アミノ酸の中のロイシン、そのロイシンの中にある物質がHMBなのです。

つまりプロテインを構成するごくごくわずかな成分を凝縮したサプリということ。なので正直これをプロテインと比べてもいいかと言われたら良くは無い気がします。

この宣伝文句を別のもので例えると、

「このタラコの量はあのコンビニのタラコおにぎり20個分のタラコなんです!!なのでこのタラコを食べればコンビニのタラコおにぎり20個分お腹いっぱいになります!!!」

てな感じですかね。分かりにくかったらごめんなさい。タラコおにぎり20個とおにぎり20個分のタラコってほぼ別もんですよね。あと20個分お腹いっぱいにはなりません。

プロテインも同様、プロテインとはたんぱく質、たんぱく質は20種類の必須アミノ酸と非必須アミノ酸が構成する栄養素。その中に含まれるごくわずかな成分がHMBだということに過ぎないのです。

 

 

BCAAブログの時もそうでしたがひとつ説明するだけでこんなになるとは思いませんでした。HMBについてはまた次回続けて書いていきます。ではまた。

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