トレーニング三大原理五大原則 その③

こんにちわ!パーソナルジム、レグネス4h新潟弁天橋店です!

トレーニング三大原理五大原則についての続きです。今回で最後になります。前回は三大原理の特異性の原理、五大原則の全面性の原則と意識性の原則について書きました。今回はあとの残りの原則を書いていきます。

 

 

おさらい

三大原理は過負荷の原理、可逆性の原理、特異性の原理。
五大原則は全面性の原則、意識性の原則、漸進性の原則、反復性の原則、個別性の原則。

 

 

○漸進性(ぜんしんせい)の原則

 

この原則は、同じ負荷や回数のトレーニングだけでなく、自分の体力等に合わせて段階的に負荷を増やすというものです。過負荷の原理に少しにているところがあります。

最初に設定した負荷のトレーニングを続けると、最初はそれなりにきつかったものの、同じメニューをこなしていたらだんだん楽になったり、メニューが簡単にできるようになってきます。これはトレーニングの効果が現れたからです。ですがその時点で負荷を増やしたりせず、同じメニューを続けていても、それ以上の効果はあまり見込めないでしょう。

なので、なれてきたり、簡単にこなせるようになったら回数や負荷、質など目的に応じてを変えて、より高い効果を得られるようにするのです。

 

 

○反復性の原則

 

反復性の原則は、トレーニング効果をより出すには、一度だけのトレーニングではなく、何度も日を重ねて反復してトレーニングを行う、というものです。

当たり前ですが、トレーニング効果を得るためにはたった一度だけのトレーニングではいけません。可逆性の原理でも書きましたが、トレーニングは継続して行わないと効果を得られるどころか消えてしまうのです。なのでトレーニングの反復は必要です。

ですが反復が必要だからといって、過剰にやり過ぎてしまっては逆効果になりうることもあります。トレーニングの効果はトレーニングが終わったあとの回復の時間で現れるのです。なのでその回復を待たずしてトレーニングをしたり、回復に必要なエネルギーを体に送ることを疎かにしたら、せっかくのトレーニング効果も薄れてしまいます。

なので反復はトレーニングだけでなく、休養と栄養面においても必要なのです。全ての項目において、反復性の原則は必要になります。

 

 

○個別性の原則

 

個別性の原則は、それぞれ個人個人に合ったトレーニングを行うというものです。

個人というのは、その人の体力レベルや年齢、性別、健康などさまざまな要素を考慮したものです。例えば70歳を過ぎた高齢の女性に、下半身を強くしたいからという理由で、いきなり60kgのバーベルスクワットはしないはずです。させたとしてももちろん世界のスーパーおばあちゃんでも無い限り、スクワットはおろか、普通にしゃがむことすら難しいかもしれません。

なのでその人のいろんな項目を考慮し、それに応じたトレーニングをしなければいけません。もしそれを逸脱してしまうと、効果も見込めませんし、怪我のリスクも上がってしまいます。なので無理をせず、各々のレベルに合わせたトレーニングを行いましょう。

 

 

以上がトレーニング三大原理、五大原則の説明でした。これで全てです。part①の冒頭でも述べたように、これらを頭にいれておくだけで、初心者の方はトレーニングのレベルがグッと上がると思います。初心者でなくても、新しい観点から物事をみて新しいトレーニングを見つけられるかもしれません。トレーニングの基礎を考慮して、更なるレベルアップを図りましょう。ではまた。

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