クエン酸の効果とメカニズムについて その②

こんにちわ!パーソナルジム、レグネス4h新潟弁天橋店です!

随分と日が空いてしまいましたが、前回のクエン酸の続きです。前回はざっくり言うとクエン酸には疲労回復の効果がある、ということをメカニズムまで掘り下げて書きました。今回はその他の効果について書いていきたいと思います。

 

・体内のph調整

クエン酸が実はアルカリ性であるということは前回書いたと思います。そのため、クエン酸が多く含まれる梅干しやレモン等はアルカリ性の食品に分類されます。逆に私達が普段食べている肉や魚、卵、穀類等は酸性の食品です。

なのでたんぱく質と炭水化物だけで、野菜が少ないという食生活では、体内のphが酸性に傾きがちになってしまいます。前回のブログでも書きましたが体内は弱酸性であることが好ましいとされています。

なのでそのような人はクエン酸で体内のphを安定させることもいいでしょう。

 

・グリコーゲンの合成促進

クエン酸は体内のグリコーゲン合成をより促進させてくれる効果があります。

マラソンなどの持久系の運動で体内のグリコーゲンが枯渇したときに、クエン酸とグルコースを同時に摂取した際、グルコース単体よりもグリコーゲンが合成されることがわかっています。

クエン酸を摂取すると、クエン酸サイクル中で、クエン酸が過剰になり、フォスフォフルクトキナーゼという解糖系の反応速度を規定する酵素が阻害され、解糖系への逆流現象が起こるため、ブドウ糖がグリコーゲンとして蓄積されやすいと考えられています。

これがメカニズムです。筆者の私もよくわかりません。

 

 

・エネルギー生産

私達の体を動かすエネルギーにATPがあります。このATP生産にミトコンドリアが関わってきます。ミトコンドリアでエネルギーを作り出すとき、クエン酸回路が使われま
す。このクエン酸回路での中間代謝物であるクエン酸があることで、エネルギーの生産は潤滑に進められます。なのでエネルギーを生産する上でもクエン酸が重要な要素となるので、クエン酸を摂取することでエネルギー生産をよりスムーズにしてくれるのです。

 

 

以上がクエン酸の効果でした。途中フォスフォフルクトキナーゼとかよく分からない単語が多く出てきたと思います。クエン酸のメカニズムは結構難しいので、どういうような効果があるのかを把握できていればいいと思います。クエン酸て素晴らしいですね。ではまた。

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