太るメカニズムについて知っておこう

こんにちわ!パーソナルジム、レグネス4H新潟弁天橋店です!

 

 

皆さん、こんなことを言っている人を見かけたことはありませんか?

「水飲むだけで太ってる気がするわ~」

「息するだけで太るんだよね~」

 

まぁこれは冗談で言っているのでしょうが、何もしてないのに太るなんてことはありません。逆に何もしなさすぎて太る人はいそうですが(笑)

太ることには確実に理由があります。今回はその太る理由と、太る人がやってしまいがちなことをご紹介します。

 

 

○太るメカニズム

人はなぜ太るのか、その第一の理由としては食べ過ぎが原因です。「言われなくてもわかってるわ!」と指摘されそうな理由ですが、この食べ過ぎのラインが意外とシビアで、自分ではあまり食べているつもりは無いのに実は食べ過ぎていた、なんて事がよくあります。この食べすぎのラインは今まで散々言ってきたのでわかると思いますが、ここでまた復習しておきましょう。それは、

 

消費カロリーより摂取カロリーが多くなるとき

 

これですね。極端な話、1日2300kcl消費する人が1日に2600kclとってしまえばこれがもう300kcl分ラインを越えたことになってしまう。シビアですよね。

脂肪は1kg辺り7200kclとされています。大袈裟な話、もし、毎日300kclオーバーする食事を1年間続けていたら、

365日×300kcl=109,500kcl

109,500kcl÷7200kcl=15.2kg

なんと1年で15kgも体重が増えてしまう計算になります!(でもさすがに1年間休みなく毎日必ず300kclオーバーする生活なんて難しいんですけどね。)

それでも、1年間毎日300kclオーバーせずとも、1年を通してみればオーバーカロリーになっている日の方が多いはずです。そうでなきゃ太りませんから。

 

それでは、なぜ「食べ過ぎると太ってしまうのか」について説明します。

生物の体の生命の維持をするためには「エネルギー」が必要です。そのエネルギーを生み出すものこそが、食事でありカロリーなのです。生き物は食べ物を食べ、その食べたエネルギーで動いたり、走ったり、日常生活を行ったりします。その結果摂ったエネルギーを消費し、それをまた補充するために食事を取ります。しかし、この摂ったエネルギーが消費されず、体の中に残ったまま次の食事をしてしまうと余分なエネルギー補充になってしまうわけです。そしてこの余ってしまったエネルギーは勝手に消えることもなく、排泄されるわけでも無いです。ではそのエネルギーはどこへいくのかと言うと、脂肪として蓄えられてしまうわけなのです。私たちは、いつ、どんな危機的状況に陥り、飢餓が襲ってくるかもわかりません。そんな時に備えておくために、エネルギーを脂肪として蓄えておくことで、食事のできない緊急時に脂肪をエネルギーとして使うことができるようにしているのです。つまり、体に脂肪がついてしまう、太ってしまうのは、生き物の本能的な体の働きなのです。

因みにお腹に脂肪が沢山乗ってしまうのは、お腹の中の大事な内臓を守る為とも言われています。お腹は胸のような肋骨に守られているわけでは無いので防御力が弱いです。それを少しでも補うため、お腹周りに脂肪がつきやすくなっているようです。

 

 

○太ってしまう人がやってしまいがちなこと

ここからは、太ってしまう人がやってしまいがちなことについてご紹介します。

 

  1. 飲み物が基本ジュース
  2. 間食が多い
  3. 血糖値が急に上がるものばかり食べる

 

1.飲み物が基本ジュース

喉が乾いたら冷蔵庫にあるジュースを飲んだり、自販機でジュースを買ったり、水分補給は基本ジュースなんて人も中にはいますよね。

ジュースのカロリーは意外と高く、500mlのもので1本辺り大体150kcl~250kclほどあります。なんとあれら1本でおにぎり1個から1個半程のカロリーが含まれているんですよね。「でも、ジュースの栄養成分表示見たことあるけど、大体50kcl位だったよ?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。実はあの裏面の表示カロリー、よく見ると100ml当たりなんです。なのでその表示されてるカロリーに×5してあげてください。中々の数字になりますよ。それを1日3本飲むとしたら飲み物だけで500kcl~750kclとってしまうことになるんです。飲み物のカロリーなんて気にしたことの無いあなた、ジュースって大きな落とし穴だったんですよ!

 

2.間食が多い

太っている人の特徴として次に挙げられるのが間食です。間食は1日3食以外のところで食べる食事のこと。小さなお菓子やスナック、小腹が減ったときのパンやおにぎりも、もちろん間食に含まれます。特にお菓子やスナックを間食にしている人は尚太りやすいです。普通のポテチ、あれは一袋で大体300~500kcl程。口が寂しいときにちょこちょこ摘まむので、あまりお腹にたまった感じはしませんが、意外と沢山のカロリーを取ってしまっているんです。また、コンビニに売っている小さな洋菓子が10個ほど入っているもの。あれは1個当たりのカロリーで表記されていることが多く、1個のカロリーが100kcl程度なのであまり多くは見えませんが、1日で一袋食べればそれだけで1000kcl余分に取ってしまうことになるんです!!恐ろしいですね~。知らない間に1000kcl…。これは息するだけで太るんだよねって言うのも納得できます。

 

3.血糖値が急に上がるものばかり食べる

これも太ってしまう原因のひとつです。血糖値が急に上がるもの、つまりGI値の高いものを食べてしまうと言うことですね。

【GI値】グリセミック・インデックス(血糖値上昇指数)の略称。一般的に血糖値の上がりやすさを数値化したもの。このGI値が高いものほど血糖値が急に上がりやすい。 因みに血糖値は血液中の糖分のこと。

血糖値が上がると人間の体は上がりすぎた血糖値を正常に戻そうとインスリンと言うホルモンを分泌して血液中の糖分をグリコーゲンという場所に貯蔵し、血糖値を下げます。しかし、血糖値が急激に上昇すると、糖分の貯蔵庫であるグリコーゲンがすぐに一杯になり、糖分が溢れてしまいます。その溢れた分の糖分はどこへいくのかと言うと、脂肪細胞、つまり脂肪として蓄えられてしまうのです。

太ってしまう人のほとんどがこの血糖値が急激に上がってしまう食べ物、しかも糖質+脂質のものをよく食べています。甘いお菓子や菓子パン、脂っこいラーメン、ドーナツ、心当たりはありませんか?糖質は脂質と一緒にとるとなお、脂肪として蓄えられてしまいます。

もうひとつ、カロリー表記に惑わされることが多いと思うので、その表除されているカロリーが何g当たりなのか、何個当たりなのか、しっかり確認しておきましょう。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。太ってしまう理由や太ってしまう人がやってしまいがちなこと、当てはまることはありませんでしたか?これが主に太ってしまう理由なんですね。これらのことに気を付け、積極的に太ることを止め、ダイエットへの一歩を踏み出してみてはいかがですか?その一歩が大きな成功へと繋がるかもしれませんよ!

 

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