全日本ボディビルを観戦! その⑤

こんにちわ!パーソナルジム、レグネス4H新潟弁天橋店です!

本日は日本選手権男子ボディビル、表彰、6位~1位の紹介と、女子フィジークを少し紹介していきます。

 

第6位 合戸孝二選手

合戸孝二選手、58歳の最年長出場者です。本日第6位。前年度5位だったので順位は1つ下がりました。

合戸選手は別名、狂気の男とも呼ばれています。その由来と言うのは非常に壮絶なトレーニングからきているらしいです。合戸選手のトレーニングボリュームというのは常人からしたら計り知れない量で、ホンマでっかTVでお馴染みのバズーカ岡田こと、岡田隆教授ですら「二度とやりたくないトレーニング」と言うくらいキツいトレーニングなのだそうです。

その狂気にも似たトレーニングで創り上げられたその体の厚みは他の選手と比べてもトップクラスです。そして合戸選手と言えばその厚みを作る大胸筋が特徴。腕を上げても胸の下の影が唯一消えない、それくらい胸の強い選手です。

 

第5位 田代誠選手

田代誠選手、前年度4位なので順位は1つ下がりました。

田代選手の別名ミスターパーフェクト。その弱点のない体からそう呼ばれてきました。田代選手自信も自分で弱点は無い、と断言するほどですし、実際その体には弱い部分は見つかりません。

弱点のない体の中でも特に背中が強く、バックポーズでの背中のボコボコ感がつまり立体感が凄いです。またラットスプレッドポーズではウエストがキュッと引き締まり、それにより広い肩幅がより強調され、まるで砂時計のようなアウトラインを作り出します。

 

第4位 木澤大祐選手

木澤選手は前年度第6位なので順位は2つ上がりました。

木澤選手は別名ジュラシック木澤とも呼ばれています。木澤選手はその恐竜的筋肉の量から、そう呼ばれているのです。身長は170cmでコンテスト体重は80kg超えという、数字だけでもその大きさが伝わります。

木澤選手は比較審査の時点ではほぼ3位入賞だったはずなのですがなんと結果発表では観客の予想を外す4位。今回はコンディションも非常に良く、私も表彰台はほぼ確実だと思っていたので4位という結果にはビックリです。フリーポーズで差をつけられてしまったのでしょうか。次回大会では表彰台目指して頑張ってほしいものです。

 

第3位 加藤直之選手

加藤直之選手、初の表彰台で第3位おめでとうございます!前年度7位だったので大きく順位を上げてきました。

加藤選手は非常に筋肉が丸々としています。丸が何個ついているのかわかりません。今年はコンディションも非常に良く、なおかつフリーポーズもとてもよかったのでこの順位だったのかもしれません。

加藤選手が3位になったときの会場のどよめきは凄かったです。加藤選手自信も非常に驚いた様子で、エントリーナンバーを呼ばれたときは感極まって男泣きをしていました。その場面から加藤選手がいったいどれだけの努力を積み、様々な苦難に耐え抜いてきたのかが想像できます。会場にいた私もこの瞬間は感動しました。加藤選手の努力が報われた瞬間です。加藤選手には更に上を目指してほしいものです。

 

第2位 須山翔太郎選手

須山選手は前年度3位だったので順位が1つ上がりました。

須山選手と言えばその美しいアウトライン、長い手足、細い関節によるメリハリのある筋肉が特徴的です。私が思うに日本選手権で最も美的体をしていると思います。

須山選手のフリーポーズはとても美しく、見る人を魅了します。その長い手足から繰り出されるポーズ一つ一つは、まるで踊る彫刻を見ているよう。アウトラインも非常に良く、それでいてコンディションもバッチリ外さない。須山選手の背中は鬼の目がクッキリ出ていて、それもバックポーズから見て美しいです。筆者が最も好きで憧れている選手です。

 

第1位 横川尚隆選手

横川選手前年度2位で、本日念願の初優勝となります。

横川選手と言えばその圧倒的バルクとその体からは想像できない甘いマスク。特にその大腿部はぶっちぎりでナンバー1です。サイズがとんでもなくあるのにも関わらず、しっかりその大きな体には緻密に深く刻み込まれたカットが存在します。

それに驚きなのが横川選手はまだ25歳。若干20代で日本の頂点に立ち、まだまだ進化を見せれるポテンシャルを持っているというのは非常に末恐ろしい選手です。横川選手はとにかくでかく、それでいて体のバランスがよく、迫力がある。今回の日本選手権チャンピオンに相応しいかと思います。

横川選の優勝が決まった瞬間、横川選手はその場で膝から崩れ、その勝利を喜び、噛み締めているかの様でした。横川選手、優勝おめでとうございます!次は今年欠場した鈴木雅選手も交えての対決が見たいですね。絶対王者VS若手の超新星。実に楽しみです。

 

女子フィジークでは我らが新潟県出身の村山彩乃選手が全日本初出場で第5位、そしてベストアーティスティック賞を受賞しました!ベストアーティスティック賞ということは日本一のポージングの持ち主だと言うこと。同じ新潟県民としてとても誇りに思えます。村山選手もまだまだ伸び代が十分にある選手なのでこれかも非常に期待できます。

女子フィジークでの1位は去年と一昨年のチャンピオン、澤田めぐみ選手を破り、高原 佐知子選手が優勝となりました!高原選手の高い身長からなる美しいプロポーションは舞台でとてもよく映えていました。

今回で日本選手権ブログおしまいです。日本選手権、とても楽しかったです!来年も必ず行きたいと思います。来年はVIP席で!日本選手権に関わらず、ボディビル観戦は素晴らしいものです。ぜひ皆さんも機会があればボディビル観戦をしてみてはいかがでしょうか。

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