こんにちわ！パーソナルジム、レグネス4H新潟弁天橋店です！

ジムに行くとなんだか緑や青や赤なんかの不思議な色の液体を飲みながらトレーニングをしている人を見かけたことがあると思います。なんだあの不気味な色の液体は。体に悪そうな色をしているな、と思ったことはありませんか。そんなトレーニー達が飲んでいる液体の正体のひとつはBCAAと言われるものです。トレーニングが流行ってきた今日、聞いたことがある方も多いと思います。今回はそんなBCAAについて書いていきます。

○BCAAってなに？

まずBCAAとはなんなのでしょう。
BCAAとはBranched Chain Amino Acids（ブランチド チェーン アミノアシッド）の略称で、分岐鎖アミノ酸のことを指します。つまり、BCAAとはアミノ酸の一種です。

アミノ酸の中でも必須アミノ酸という、体内で作ることのできないアミノ酸です。なので外部から摂らなければ補うことはできません。BCAAは３つの必須アミノ酸から構成されるものです。その必須アミノ酸というのが、バリン、ロイシン、イソロイシンです。これがざっくり、BCAAの正体となります。

○どんな効果？

BCAAにはどんな効果があるのか、それを説明していきます。

・筋肉を合成（作ってくれる）し、分解を抑える

BCAAは筋肉を合成し、筋肉の分解を抑える働きがあります。実はBCAAは筋肉を構成するアミノ酸の３５％を占めるアミノ酸なのです。つまり筋肉の原料と言っても申し分ないのです。なのでBCAAを摂れば必然的に筋肉が合成されるのは、なんだかそんな気がします。

こんな曖昧な説明はせずしっかり説明します。BCAAを構成する３つのアミノ酸の中のロイシンというアミノ酸は体内で更にHMBという物質に分解されます。そのHMBはたんぱく質の同胞であるmTOR（エムトール）を活性化させます。このmTORという物質は筋肉を合成するスイッチのような役割を果たします。つまり、BCAAを取ることによって筋肉を作るスイッチを入れてあげるような仕組みになっているのです。

そして分解を抑えるメカニズムです。筋肥大を促すにはもちろんハードなトレーニングは必須事項となってきます。ですがハードなトレーニングというのは筋肉の成長を促すと共に、筋肉の分解もしてしまうのです。トレーニングをすればエネルギーが必要となってくるのは当たり前のことです。ですがそのエネルギーというのはどこから賄われるかというと、それは筋肉なのです。正確に言うと筋肉内のBCAA。筋肉内のBCAAが代謝されてエネルギーに変換されるのです。

なのでBCAAを摂取することによって、血中アミノ酸濃度（血液内のアミノ酸の濃度）、特にBCAAの濃度を高めることができます。こうすることで、筋肉内のBCAAの分解を血液内のBCAAを使うことで防ぎ、結果的にトレーニング中の筋肉の分解を抑えることができるのです。

まさかBCAAの効果をひとつ書くだけでこれだけ長くなるとは思いませんでした。全部書くととても長くなりそうなので今回はここで一区切り。次回BCAAの効果の続きを書いていきます。ではまた。