クエン酸の効果とメカニズムについて その①

こんにちわ!パーソナルジム、レグネス4h新潟弁天橋店です!

みなさんクエン酸ってご存知ですよね。レモンとかに入っている酸っぱいやつの正体です。そのクエン酸が運動なんかにいい働きをもたらしてくれる何て言うことは、皆さんフワッと知っていると思います。ではもっと具体的に、クエン酸にはどのような効果があるのか、またそのメカニズムを今回は書いていきます。

 

 

○クエン酸の効果

 

・疲労回復

これはもはやクエン酸の効果の代名詞と言ってもいいくらい有名な効果ですね。疲労回復と言えばクエン酸!と言わんばかりにクエン酸の入ったスポーツドリンクやリカバリードリンクは沢山存在します。

ではどうして疲労回復に効果があるのでしょうか。

クエン酸には筋肉中の乳酸の代謝を進め、乳酸濃度を低くする働きがあります。乳酸といえば、皆さんの中では疲労物質という認識があると思います。

乳酸は、体の中で糖質を使ってエネルギーを生産する過程において代謝が渋滞してしまった時に、一時的に保存のような役割を果たしてくれます。なので時間がたち、その代謝の渋滞がなくなれば、再びエネルギー生産に使われていきます。

乳酸の代謝を進めるというのは、乳酸をエネルギー生産に使うということです。溜まった乳酸をどんどんエネルギー生産に使えば、乳酸濃度は低くなります。

 

・疲労回復その②

さきほどの所だけ聞くと、乳酸別に悪いやつじゃなくない?とも思ってしまいます。確かに乳酸は決して悪者では無いです。ですが、乳酸が増えると運動パフォーマンスや疲労から見てもいいことがないのは事実なのです。ではなぜ乳酸が溜まるイケナイと言われているのでしょう。

実は乳酸が溜まると、体内のph(水素イオン指数)が酸性に傾いてしまいます。それは単純に乳酸が酸性であるから。体内のphは、基本的に弱酸性であることが望ましいとされています。ですが酸性である乳酸が溜まることによって、体内のphが弱酸性から酸性に傾いてしまうのです。これにより、私たちは疲労感やパフォーマンスの低下を感じるのです。

なので結果的に乳酸が減ることは疲労軽減に繋がるのです。

また、クエン酸は体内のphをアルカリ性へと傾けてくれます。クエン「酸」と書いてあるからクエン酸は酸性なのでは?と思いますが、クエン酸は体内ではアルカリ性の物質なのです。食品などで体内に入ったクエン酸はアルカリ性になります。これにより酸性になったphを再び弱酸性に戻すことができるのです。

 

まとめると、クエン酸には筋肉内の乳酸を減らす効果があり、そして乳酸によって酸性に傾いた体内をアルカリ性へと傾けてくれる。です。

 

今回はここまで。クエン酸の疲労回復について書くだけで私自身の頭もこんがらがりそうです。クエン酸難しい…。クエン酸によってもたらされる効果はまだまだあります。次回はこの続きから書いていきます。ではまた。

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