ダイエットと恒常性機能について

こんにちわ!パーソナルジム、レグネス4h新潟弁天橋店です!

今回も恒常性機能についての説明をします。前回は筋肥大と恒常性機能の関係について。そして今回はダイエットと恒常性機能の関係についてです。この恒常性機能、本来は体にとって大事な機能ではあるものの、筋肥大やダイエットに関わると少し厄介なものになってきてしまいます。それでは説明します。

 

 

○ダイエットと恒常性

 

ダイエットは体についた体脂肪を削ぎ落とし、いわゆるイイカラダを手に入れるための作業。トレーニングをしている人たちの多くは経験したことがあると思います。

このダイエットですが、食事を制限し、運動をすれば痩せるのですが、必ずと言っていいほどちゃんとしたことを行っていても体重が減らなくなることがあります。これは一般的に停滞期とよばれます。

この停滞期ですが非常に煩わしく、これが来てしまうせいでダイエットを挫折してしまう人も沢山います。そしてこのダイエットにおける停滞の原因が恒常性機能によるものなのです。

 

 

○恒常性機能によって停滞する訳

ではなぜ恒常性機能によって停滞が起きてしまうのでしょうか。

ダイエットは消費カロリー>摂取カロリーで成立します。つまり食べる分より日常生活で消費するカロリーが多いということ。今私達が生きる現代では食料が足りなくなり飢餓に陥り死んでしまう何てことは滅多におきうりません。そう頭ではわかってはいても、体はそれに反応してしまうのです。消費カロリー>摂取カロリーの状態が続くと、体は「このままでは飢えて死んでしまう。」と判断し、消費するエネルギーを最小限に抑えようとします。これで主に抑えられるのは基礎代謝。これがグッと下がってしまうことで、急激に痩せにくくなってしまうのです。これは恒常性機能によって代謝を上げるホルモンの分泌が少なくなってしまうからです。

恒常性機能は、おさらいすると体の内部環境を一定に保とうとする機能のことです。このダイエットによる停滞は自らの生命を保とうとする防衛反応により起こっているのです。因みにこの反応はホルモン分泌をコントロールしてるので内分泌系に当たりますね。

流石に自分は死なない、マジに危なくなったら食べる、とわかっていても体がどうしても反応してしまうんです。

この停滞の抜け方については別のブログで紹介しているので、そちらを参考にしてみてください。

くじけるな!停滞期について

 

 

以上が恒常性機能とダイエットの関係についてでした。恒常性機能、大事ですけどダイエッターにとっては非常に煩わしいですが、うまく付き合っていく他ありません。私たちの体を守る機能に感謝。ではまた。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP